査定額にどれくらい影響があるの?事故車売却に知っておきたい知識

事故をしたらそのままでは買取してもらえないと考えている人がいらっしゃいますが、それは違います。
事故をしたままでも買取をしてもらうことができ、廃車ではなく中古車としてまたは事故車として買取してくれる業者が存在しています。
では、事故のままとどのくらい査定額に影響をあたえるのでしょうか。

 

事故の程度で与える影響は大きく違う

事故と言ってもどこがどのようにぶつかり潰れてしまっているのかが違ってきます。
その為、事故車といっても同一の価格で買取してもらえるのではなく、事故の程度によって査定額が違ってきます。
なぜ事故の程度で大きく違うのかですが、それは修理するためにかかる費用が異なるからです。
事故車=廃車にしてパーツ販売するわけではなく、直して中古車として販売する場合もあります。
販売するとなると元の状態に戻さなければいけませんので、修理する必要ができます。
修理にかかる費用が高くなればなるほどそれだけ買取の価格を下げなければ利益を得るどころか赤字になります。
それは会社として避けるべきことですので、程度により買取価格が変動してしまいます。
事故車の買取事情を覚えておくと、査定額が適正なのかどうかの判断がしやすくなってきますので、知識として身につけておきましょう。

 

どの部分をぶつけると安くなってしまうのか

事故の程度により買取価格の変動をしますが、どこがぶつかっていると安くなるのか知っておくのが良いです。
ではどこがぶつかっていると安くなるのかですが、それはフロント部分です。
フロント部分でも程度により違いますが、大きく損傷している状態になると安くなりがちです。
なぜフロント部分が事故をしていると安くなるのかですが、それはフロントには自動車の重要パーツが集中しているからです。
車の命と言えるエンジンは多くの車はフロントにあり、その他にもトランスミッションやブレーキ制御をするパーツやコントロールするためのパーツなどが集中しています。
ここの部分に大きな衝撃を与えたり、ぶつけて壊したりすると、修理するためにかかる費用が相当高くなり、修理不可能になることがあります。
その為フロント部分を大きくぶつけてしまうと安くなりますので覚えておきましょう。

 

水没すると安くなる

安くなるポイントとして覚えておいてほしいのが、水没です。
災害によって水没してしまうことがあるのですが、損傷が少なくても通常の事故車よりも安くなることがあります。
なぜ水没すると安くなるのかですが、それは、もし修理して元の状態に戻すとなると多くのパーツ交換やオーバーホールが必要となるからです。
自動車は電子部品が多く使われていますし、水が侵入することで故障するパーツも多く使われています。
ある程度の水に対して壊れないように作られていますが、水没するほどの水に対しては対応しきれていません。
そのため修理するとなると相当のパーツ交換が必要となり、修理費が多く必要としてしまうため安くなります。
水没でも事故車として買取してもらえるけれども、価格に関しては期待しない法が良いです。

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