不動車を売却する際に、専門の業者に査定を受ける場合が多いのでしょうが、提示される金額が適正なのかが気になるところです。ただし、意外と簡単に調べれますから、後悔しないためにもぜひ覚えておきたいものです。

一社でも多くの査定を受ける

何の問題もない車を手放すとなったのなら、所有している車と同じ車種やグレード、色、走行距離のものを探して、どれくらいの値段で売られているのかを調べると、おおよそではありますが買い取り金額が想像できます。ところが事故車や不動車だと、この方法ではわかりません。その理由は破損具合によって、買い取り金額が大きく変動してしまうからです。
そのため、実際に買い取り業者を呼んで見てもらうのが一番確実な方法です。それも一社ではなく、多ければ多いほど良いので、時間の許す限り連絡をして査定を受けておきたいです。この作業をしておけば所有している車の相場価格が見えてきますから、どの業者の査定が適正だったのかがわかるのです。

きちんと理由を聞いておく

何社かの買い取り業者に見積もりをお願いしていくと、まれに極端に高い金額を提示する業者が出てくる場合があります。
一円でも高い値段で手放したいと考えているわけですから、喜んでその業者に売却したいところですが、まずは高値がついた理由を聞いておきましょう。中には初めに相手が喜ぶ金額を告げておき、契約をしてから故障箇所が見つかった、あるいはよく見ると目立つ傷が多いなどのクレームをつけて、値切り交渉をしてくるなどの事態になりかねません。
逆に長年営業しているので、高く売れるルートを持っていたり、お得意さんから注文を受けていたりといった、きちんとした根拠があって高額で引き取れるのであれば、その業者に任せると良いです。

アピールも忘れてはいけません

ありのままを見てもらうのも決して悪い方法ではありませんが、自分が良いと感じる部分は相手も同じように考えてくれる場合もあるため、ためらわずにアピールしておくのもおすすめです。
具体的には、カスタムしているならどこをどのようにしたのかをこと細かく説明するといったやり方です。プロであっても見逃してしまうかもしれないですし、単純に知らないといった場合もないとは言えません。特に事故車や不動車はパーツを取って販売するのを目的に買い取りをしている業者も多いですから、希少な部品を使用しているなら必ず伝えるようにしましょう。
また、改造をした際にはノーマルパーツを処分せずに取り置きしておくのがポイントで、適正価格からさらにいくらかのプラス査定になるかもしれないです。